ネパールの伝統的な手法である「ダッカ織」の生地を使ったポーチ。
化粧品やポケットティッシュ、マスクなど、バッグの中で散らかりやすい小物をまとめておくのにちょうどのサイズです。
ダッカ織りとは、ネパールの歴史に何千年と関わりがあったとされる 少数民族の女性たちが代々口承で伝えられ織ってきたとされる伝統織物です。 幾何学文様がいかにも「ネパールらしい」と感じるのは男性用のトピというネパール帽子や女性用のスカーフなどによく使われているからでしょう。
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素材/綿
サイズ/約13cm×20cm、マチ約5cm
生産国/ネパール
生産団体/ACP
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≪ もっと詳しくダッカ織 ≫
伝統的なモチーフには黒、白、赤、オレンジの糸で、ひし形や六角形などの幾何学模様があります。1980年代以降は糸の種類や色も増えたことでデザインの幅が広がり、今ではネパール男性の帽子「トピ」や女性の結婚式の衣装、スカーフやバッグなども作るようになりました。
横糸(色糸)を切らずに連続して縦糸に通して模様を描くように織るため、機の上には何種類もの糸が並ぶこともあります。また驚くことに、裏側を見て作業するため、織り手はできあがりのデザインを頭に入れながら、表面につなぎ目がないように織らなければならないそうです。