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バングラデシュの伝統刺しゅう「ノクシカタ」の体験キットです。モチーフ下絵付きの布に刺しゅうを施していき、完成品はコースターとしてお使いいただけます。
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素材/綿(布)、レーヨン(刺しゅう糸)
サイズ/刺しゅうモチーフの大きさ約10.5×10.5cm、布約25×25cm
生産国/バングラデシュ
生産団体/アーロン
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《ノクシカタとは》
ノクシカタとは、ベンガル地方に古くから伝わる、母から娘へ受け継がれる伝統刺しゅうです。本来は「カンタ」と呼ばれ、女性たちが使い古したサリー(イスラム圏で女性が着る一枚布の民族衣装)を数枚重ね、ほぐしたサリーの糸で刺し子を施し、肌掛けなどに使用していました。特別なお祝いには、母親たちが自由な表現で日常生活、夢や希望などをテーマに手の込んだものに仕上げ、娘の結婚の品として贈っていました。
現在の「ノクシカタ」と変化したのは、独立戦争後、海外NGOがすでに優れた刺しゅうの手法を持っていた女性たちに技術センターを運営したことがきっかけです。こうして販売用に製品化された「ノクシカタ」は、女性の現金収入につながる貴重で高度な刺しゅう手法として、海外にも人気の商品となり、女性たちの生活を支える重要な仕事となっています。